あひるの町便り 〜カナダとサイク〜

あひるの町便り 〜カナダとサイク〜

カナダの大学で心理学を勉強している超内向的で人嫌いな日本人のブログです。留学についてだけでなく心理学のお話しなんかもつぶやいてます。あ、あとあひるが町にたくさんおります。

動くが先か考えるが先か...

どうもはせです。

 

一昨日3ヶ月ぶりくらいにお酒を飲みました。

 

筋トレ始めたり、睡眠の質が落ちるのを感じたりで

自分にとってお酒は「あったらいいけど別になくても良い」くらいの存在だとどこかで再認識しました。

 

まぁそれなりには好きですけどね笑

 

特にジンがお気に入り。

 

Tanqueray Rangpurってのが一番のお気に入りです。

「スーッ」って入って、後味もちゃんとあって、なおかつコスパが良い。

 ストレートでも全然いけちゃいます。(めちゃめちゃお酒弱いですけどね笑)

 

f:id:psychcanada:20180715224817j:plain

これはヘンドリクス。インスタ映えしそうですね〜笑

 

まぁそんなお話しは置いといて、

今日のお題は「考えてから動く」派の僕が「とりあえず行動」するときについてです。

 

そもそもなぜこのお題にしたかというと

今の職場が「とりあえず行動しよう」っていう方針で

僕とは正反対だから。

合いませんね〜笑 

 

2パターンありますが

ではさっそく

 

一つ目ー

「失敗の大きさと確率」

 

どういうことかというとシンプルに

①失敗したときの代償

と、

②そもそも失う確率

を考えるってことです。

(考えとるやんってツッコミはなしでお願いします笑)

 

①は例えば一枚の500円玉を投げて表が出たら僕が貰う、裏がでたらあなたが貰う

ってゲームがあったら失う額はそんな大きくないのでまぁ気軽に参加するよねって話しです。

 

これが100万円単位とかだったら尻込みしますよね⁇

 

②は、

どう考えても失う確率が低ければ気軽に手を出せるし、高いものにはよっぽど手を出しませんよね⁇ってことです。

 

例えばカジノ。

最後はカジノ側が勝つようにできています。

あとは宝くじ。

期待値計算したら負け戦でしかないんですよね。

 

⇧なので僕はこの二つには手を出しません。

 

 

二つ目ー

「経験が伴う判断のとき」

これはどういうことかというと「積み重なった経験によって深く考えなくても正しい判断ができるときがある」ってことです。

 

まぁ所詮22年しかまだ生きてないので経験がどうこうってのは言えないのでしばらく先の話になるかもしれないですけど一応解説。

 

まず理論として人間の思考、意志決定には「速い思考」「遅い思考が」あります。(便宜上「思考」を使います)

「速い思考」っての速くてエネルギーを使わないのがメリット、でも間違いも結構あるのがデメリット。

例えば目の前にライオンが現れたら

 

「ライオンだ‼︎逃げろ‼︎」ってなりますよね。

命の危険を感じているのに、「木の上に逃げるべきか」、「ライオンって背中を見せて逃げて良いんだっけ⁇」とか、「死んだふりをするべきなのか⁇」なんて考えませんよね笑

車がこっちに突っ込んできている時も同じですよね。

 

じゃぁ質問です。

バットとボールを買って合計110円です。

バットはボールより100円高いです。

ボールはいくらでしょう⁇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10円ではないですよ。

10円だったら合計金額は120円になってしまいます。

正解は5円です。

これが「速い思考」の欠点です。

バイアスや罠にかかりやすいんです。

 

 

対して「遅い思考」

こちらは認知的な努力やエネルギーを要するけど複雑な問題に対して正しい答えに導いてくれやすいよって感じです。「速い思考」とは反対ですね。

 

バットとボールの問題で初めから正解できた人は「遅い思考」をしっかり働かせられたってことです。

将来のプラン設計とか目の前にあるケーキを食べるか食べないか考える時に使えますねー。

 

 

前提知識の解説はここまで。

実はこの「遅い思考」ってのは経験をつめば積むほど「速い思考」並みの速さ、エネルギーで使うことができるんです。

 

 

この例で心理学者「ポールエクマン氏」について書こうと思ったんですがもう少しわかやすい例を見つけました。(気になる方はググってください笑)

 

そう、彼です。

f:id:psychcanada:20180715224815j:plain

 

鋭い観察眼で物事を理解する

「シャーロックホームズ」

 

ワトソン医師がどんなにがんばって頭を働かせても到底たどり着けないような結論にシャーロックは一瞬でたどり着けちゃいます。

しかもこの上なく正確。

僕の推測ですがシャーロックはエネルギーもそれほど使ってないと思います。

 

つまり「速い思考」の速さ、エネルギーをもって「遅い思考」の正確さを実現しているのです。

 

シャーロックホームズの観察眼が努力の賜物なのか天性によるものなのかは分かりません。(多分才能笑)

 

ただしこれは経験を積めばワトソンにだって可能なんです。

もちろん努力は必要ですがね。

 

 

で、今の職場の話につながりますが、

「とりあえず行動」派の職場がなぜ崩壊しないのか笑

といいますと

社長が後ろで舵取りしてるんですよねー

 

まぁ社長のその業界での経験には敵わないですよねー

いつも本とかを「机上の空論だ‼︎」って言ってるけど

なんだかんだで理論にのっとっているんですよ笑

 

 

今日はここまで。

思考実験では「リンダ問題」ってのが有名で面白いので気になる方はググってください。

 

また明日から仕事です。

モチベーション低下中ですけど頑張ります。

早く大学始まらんかなぁ、

サッカーしたいなぁと思うこの頃です。 

 

最後は宝くじに関するブラックジョークで締めます。

「宝くじは数字に弱い人に課せられた税金だ」

 

おやすみなさい。

 

 


ブログランキングに一応参加しております
もしよかったらポチッと押してください、もちろんあなたの自由ですがね^^(笑) にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(アメリカ・カナダ)へ
にほんブログ村