パワーポーズのお話...part2 〜見たいものを見る私たち〜
お久しぶりです。
せっかくのリーディングブレイク中なのに風邪をひいてしまいましてね。
しかも治るのに一週間近く要すほど結構しつこくてやっかいでした。
さて、今回はパワーポーズの続き...
かなり間が空きましたがpart1はこちら...笑
かるくおさらいしますと「パワーポーズをすると積極的になれる‼︎」ってお話でした。
が、しかしのちの実験ではこのパワーポーズの効果が再現されなかったのです。
しかもですね、オリジナルの共同実験者であるDana Carneyさんがパワーポーズを否定してしまったんですね。
ネットで調べたらCarney氏によるオープンな意見があったので貼っときます。
https://faculty.haas.berkeley.edu/dana_carney/pdf_my%20position%20on%20power%20poses.pdf
(余談ですがこのペーパー意外と読みやすかったのでTOEFLやIELTSを勉強している高校生なんかにはいい練習になると思います。よかったらリーディングにチャレンジしてみてください。というかサイコロジー系の論文って意外とリーディングの練習向きではないかと思いつつある笑)
実験のデザイン的に追試の結果の方が優勢みたいですが、
TEDでプレゼンしているエイミーさんもどうやら反論しているみたいです。
正直一世を風靡した(??)パワーポーズに効果がなかったのはサイクメジャーとしてはそれなりにショックでした。
が、それよりも特筆すべきなのは共同研究者であるCarney氏が自分の実験を批判するところだと思います。
一体どれほどの人が自分が信じていたものを否定することができるだろうか。
Confirmation Bias (確証バイアス)
僕ら人間ってのは「自分達が見たいものを選んで見てる」んです。
占いのテクニックや、血液型診断には科学的根拠のない骨相学のようなものだといくら(女子に)説明しても受け入れてはもらえません。
見たいものを見てるからです。
正直どんな経緯でCarney氏が今の結論に至ったかはわかりません。
ただ、違うとわかった時にはきっぱりとそれを認める。
その潔さ、見習いたいものですね。
なんだか結論が最後に来てしまった+読みにくい記事になりましたが今日はこのへんで。
-------------------------------------------------
3月は8記事を目標に書きます。週2〜3くらい。
パプリックコミットメントってやつです。
いくつかイベントもありますし、大学生活についても書けそうです。
-------------------------------------------------
それでは。
ブログランキングに一応参加しております
もしよかったらポチッと押してください、もちろんあなたの自由ですがね〜(笑)
にほんブログ村
質問、要望なんかもお待ちしております〜